2024.後期の授業です。主に立体物の構成、空間の光の仕組み、製図の基礎的技法について学びました。
立体物の構成として、紙を切り取って椅子を作り出す制作をしました。折った際に浮かび上がる形を意識し
また後ろから入る光のイメージも考え制作しました。紙で表現することの難しい曲線を意識し、
いつまでもここにいてもいいような安心感を静かに感じることのできるデザインを意識しました。
空間の光の仕組みについて、スチレンボードからきれいに正方形を制作できる「紙残し処理」について学んだあと
トップライトスタディの作品を制作しました。小さな箱の中で奥行き、自然を感じさせるデザインにしたいと思い「雪」をイメージにした
冬の光の暖かさをイメージにし、制作しました。
また、製図の基礎的技法については三角定規、製図板、T定規を使用した基本的な製図方法について学び、
縮尺の計算等しっかりとした製図を学びました。
その後、本棚の製図の制作をしました。どんな種類の本でも収納できるようなデザインを意識しました。
スチレンボード・紙を使った立体モデルを制作する。デザインに必要な立体物の構成について理解し、制作を通じて3次元の表現力を養う。さらに、3次元の空間図形を2次元である平面上に表示するため、投象の種類と画法を理解し、基本製図(三面図、アクソメ、パースなど)の技法を習得する。
立体物の構成、トップライト課題両方に言えることですが作品に対して丁寧に取り組むことができなかったなと感じています。
作品のコンセプトとしては満足行くないようなので、質を上げることを意識して取り組みたいです。
また、本棚に関してはおおむね欲しいデザインになったと感じています。ただ縮尺が雑誌のサイズや文庫本のサイズに
しっかりはまる本棚ではないと感じているので、そこの部分は反省点です。