Kaneko Aiko

Graphic Design

design 1

design1

「理知的な・都会的な・気高い・人工的な・合理的な」というテーマにそったスマートウォッチを作成する。

concept

背景に規則正しく正六角形を敷き詰めることで、立体が浮き出て見えるようにし、まるでそびえ立つビル群のような人工的なイメージが伝わるようにした。角のある図形のみで背景と文字盤を構成することによって、機械的で固い印象になるようにした。また、キーカラーに色の三原色(シアン・マゼンタ・イエロー)を使用することで日常生活であまり見ることのない、馴染みのない近未来な色合いにした。

process

watch1 watch2

当初はデジタル時計として作成しようとしたが、左右対称の方が都会的なきっちりした堅苦しい感じが表現できると考えたため、アナログ時計に変更した。正六角形を丁寧に敷き詰めることを工夫した。

self-evaluation

都会のネオンを感じる未来的で斬新なデザインにできた。しかし、もし本当に利用するとしたら、スマートウォッチとしてやや不自然な印象を受けるかもしれない。目がチカチカするような強くてはっきりとした色合いなため、よりコントラストを下げれば、時計デザインとしてより見やすくなると思う。

design 2

design2

「格調のある・古典的な・風格のある・本格的な・渋い」というテーマにそったスマートウォッチを作成する。

concept

幾何学模様を時計の縁に沿って左右対称に並べることで、デザインに統一感をもたせ、民族的な印象になるようにした。背景を四角形、三角形のみで構成することによって、直線を多くし、角張った、厳格な雰囲気が伝わるようにした。また、暗めの赤と青緑、あたたかみのあるベージュをキーカラーとして使用し、落ち着いた深みのある色合いにしたことで、上品で目に優しく、風格のあるデザインにした。

process

watch3

最初に土台となる文字盤とデザインを簡単に作成してから、細かな周りのデザインをした。三色のカラーがきれいに調和するように、配分をそれぞれ多めにしたり、逆に少なめにすることを工夫した。

self-evaluation

色合いに調和性があり、目に優しく時計として見やすい。また、テーマがひと目で分かる良いデザインだと思う。しかし、Illustratorの小さなズレが大きく目立ってしまっているため、1mm単位でズレを修正すれば、左右対称になってより美しい。

SCU Photograph

photograph

オープンキャンパスに来場する受験生を対象とした、札幌市立大学デザイン学部(芸術の森キャンパス)のフライヤーを作成する。

concept

写真について、全て光が入り込む場所の撮影をすることで、札幌市立大学へ明るいイメージが湧き上がるようにした。また、写真の明度と彩度を上げることで、より前向きな印象になるようにした。デザインに関しては、札幌市立大学のテーマカラーであるイエローを主に使用することで、この大学をあまり知らない人に対しても大学らしさが理解できるようにした。キャッチコピーに関して、短い文章を入れることでインパクトが有りつつも、簡潔でわかりやすいようにした。

process

当初は深緑を基調としたフライヤーにしようと考えていたが、受験生が見るとなったときに、あまり前向きな気持ちになれるような配色ではないと考え直したため、札幌市立大学のテーマカラーに合わせて作成した。

self-evaluation

濃いめの黄色と白色をベースにした、札幌市立大学らしい雰囲気を感じる、爽やかでシンプルなデザインにすることができた。