1年次ポートフォリオ


時間表現理論Ⅰ

課題の到達目標

19世紀に発明された写真技術は、近代視覚文化に多大な影響を与えたばかりでなく、現代社会のあり方をも大きく揺さぶってきたメディアです。講義・演習の前半は、写真メディアの特徴やその可能性を理解し、一眼カメラの実機を用いた演習を通じて、写真表現の基礎的手法の修得を目指します。
写真メディアの特徴と可能性を説明できる。一眼カメラを用いた基本的な撮影手法と、デジタル写真のプリント手法を理解し、実践できる。自身のアイデアや行為を表現するためのメディアとして、写真を積極的に活用し表現できる。

課題概要

独自のルール(スタイル)を決めて作品を撮ってみよう!

制作物/コンセプト

時間
photo

私は自分が通った学校を被写体に、「円」や「回る」を写真で表現したく、時間をコンセプトに作品を作りました。ただ真正面から被写体を写すのではなく、あえて周りをブレさせたりぼかしたりすることでより被写体に注目が集まるようにしました。また、写真を上から時計回りに一周するように配置することで、時間の表現、円の表現がさらにわかりやすくなるようにしました。

自己評価

テーマや被写体の設定に自分らしさが出ていて良かったと思った。中心だけが明るく周りが暗いので、少し怖い印象を受けたり、遠目でパッとした印象を見受けられないのが勿体ないと感じた。しかし、ほぼ同じような画角や角度で撮れていたのは良かったと思う。

課題の到達目標

映像が静止画の連続性によって成り立っていることを知り、静止画からの映像制作を実践する。
映像における、空間及び時間の概念について理解する。

課題概要

制作する映像の変化のテーマを決め、前半で撮った写真(3枚以上)から素材を切り取り15秒の映像を制作する。

制作物/コンセプト

ふしぎなせかい

コンセプトは不思議な世界です。柴田あゆみさんの作品展「かみがみの森」で撮った写真を使いました。その作品展で味わった、暖かな小さなまちやせかいが広がっている雰囲気を壊さず、かつ繊細な技術が見せられるように、画像の拡大やくり抜きをし、フェードを多く使い優しい雰囲気を演出できるように意識しました。

自己評価

切り抜く枚数や秒数が決まっているため切り抜いたり延長させたような、無理やり感を最初のほうに感じた。それ以外は繋ぎも綺麗にできており、良かったと感じた。最初のほうはもう少し違うアイデアや工夫ができたと感じる。