表現基礎(描画)

課題--スケッチ

表現の基礎である「描くこと」と「対象を観察して理解すること」について実習を通して学ぶ。
到達目標

フェーズ1

日常をスケッチする

日常に溢れる空間を観察し、パースの描き方を用いて、部屋や建築物のスケッチを行う。
作品
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条件
ル・コルビジェの休暇小屋の平面図や立体図から室内空間を読み取り、構成する。
コンセプト
コルビジェの時代背景に合わせて、モダン様式の家具で揃え、コルビジェにゆかりのあるもので構成しました。
自己評価
図の構成を観察し、限られた条件の中で部屋として成立させるということに力を注ぐことができ、能力の向上につながったと感じます。
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条件
将来住んでみたいと思う自分の部屋を描く。
コンセプト
夏の気温が30度を超える日が増え、地球に住み続けることは困難なのではないかと考え、宇宙空間にある部屋をメインのコンセプトにしました。パースを意識し、空間の歪みを感じさせないことで立体感を演出し、壁面にある小窓が不自然にならないようにしました。
自己評価
部屋全体のパースだけではなく、家具のパースとの示し合わせ、配置による相対関係に気を配ることができたことが成長できた点であると分析します。

フェーズ2

自然の変化をスケッチする

周りにある自然物を形や光に注目することで正確にスケッチする。
作品
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条件
自然物を様々な観点から観察し、スケッチする。
コンセプト
全体を通して手を描くことで観察とスケッチのブラッシュアップができるようにしました。手を選んだ理由としては、日常の中で一番目に入るものであるため、違和感に気づきやすいと考えたからです。
自己評価
最後の作品と最初の作品とを比べてみると、明らかに陰影の付け方、指の太さ、開き具合の自然さにおいて改善が見られていて、より立体感が表現できるようになっていると感じました。

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