プロフィール  情報リテラシーⅠ  材料加工理論Ⅰ  時間表現理論/演習Ⅰ_2024

文字盤のデザイン

課題1
Graphic Design : キーワードをイメージした「Apple Watchの文字盤」をデザインする。

概要
指定のキーワード群の中から自身で2つのキーワードを選択し、それぞれのキーワードに合うキーカラー3色を用いて、Apple Watchの文字盤をIllustratorを用いて作成する。(ただし、デザインは具体的なものではなく抽象的なものをデザインする)

課題の狙い
○Illustratorの基本機能を理解していること。 ○イメージに合ったデザインを伝える平面構成ができること。

作品のコンセプト

キーワード群の中から1つ目のデザインのキーワードは「格調のある、古典的な、風格のある、本格的な、渋い」を選択、2つ目のデザインのキーワードは「理知的な、都会的な、気高い、人工的な、合理的な」を選択した。 1つ目のデザインは、「古典的な」「本格的な」から、古時計を連想し、「渋い」から暗めのキーカラーを選択肢、「格調のある」からベースに茶色、文字盤に黄土色を設定した。「風格のある」から、数字はローマ数字、短針には鏃を連想するようなものをデザインし、ベース部に長年の錆を感じるようなグラデーションを設定、これらのアイデアにより1つ目のデザイン「Clock」を制作した。 2つ目のデザインは「理知的な」「人工的な」やApple Watchの電子世界と現実世界を身近につなぐという側面に合う「合理的な」を目指し、電子基板やデータというイメージのデザインを制作した。電子というイメージから全体的なカラーは青色に設定し、データセルとケーブルを連想させる線部は「都会的な」からネオンカラーの明るい青色を使用している。また、「気高い」から、余分な情報量が増えてしまうことを抑えるようにし、他部とは対象的な曲線を数字に利用した。

自己評価

まだ入学してからまもなく、それ以前にアートやデザインというものに取り組んだ経験が浅かったこともあり、具体的なものに近いかたちでデザインを行ってしまったことが悪い点として挙げらられる。ただ、1番の狙いである”Illustrator の基本機能を理解する。”は概ね理解し、制作に活かすことができたため、その後の他の授業でのIllustrator使用に大いに役立てることができた。問題点として、自身の知見の少なさが目立ったため、世の中にある作品を見て自身の引き出しを広げることや、他授業での制作を通してデザインの仕方を学ぶことに努めた。

課題2
SCU Photograph :

札幌市立大学デザイン学部(芸術の森キャンパス)を写真で魅せるフライヤー(チラシ)を制作しなさい。ただし、クライアントは札幌市立大学広報室、ターゲットはオープンキャンパスに来場する受験生と仮定する。

概要
芸術の森キャンパスを魅せる写真4枚を用いり、Photoshopでの編集、また編集したもののIllustratorへのリンクを活用してA4フライヤーの制作を行う。また、A4フライヤーはA3用紙に印刷しIllustratorの機能であるトリムマークを活用し、カッティングを行う。

課題の狙い
○PhotoshopとIllustratorを活用した基礎的なデザインができること。 ○適切なファイル管理ができること。 ○与えられた条件や制限(トリムマークや写真の設定等)に配慮しながら、適切なプロセスでデータを仕上げること。 クライアントやターゲットに基づくデザインコンセプトに沿って、デザイン制作すること。 ○写真という素材で、いかに札幌市立大学をPRすることができるかを検討すること。

札幌市立大学フライヤー

作品のコンセプト

自身が札幌市立大学に入ってから知ったことを実際に資料・広報等を見て入学を決めた過去の自分自身に伝える、つまり、既存の広報誌ではあまり取り上げていないことを伝えることをコンセプトとした。そのため、魅せる写真はオープンキャンパス等では見れなかった1年時に使う主要な教室を扱うこととした。また、講義を受け心に残った、「この学校は私達の”創る”という行為を支える学校である」という言葉を、過去の自分(現受験生)に是非伝えたいと考え、そのメッセージを助長するような金工室・パソコン室等の実際に製作を行う部屋を写真として取り扱うこととした。

制作過程

今回はレイアウトを決めてからの制作というのが、非常に大切であったため、実際に挿入する写真の形状大きさを事前に決め、全体の配置やカラーバランスを調節した。また、その他の講義で学んだ知識(強調など)を取り入れ制作を行った。
flyer_idea

自己評価

他の講義内制作を通して学んだ、「自身の納得できる作品作り」を念頭におき制作したため、概ね自身の思い描いた作品作りが出来、授業の狙いに沿った制作が出来たが、色使いやカーニングなどの細かな点への配慮が甘く、チープな作りになってしまったことが問題点として挙げられた。問題解決としては、細かな点への違和感に気づくことや、精巧に作られているものがなぜ精巧であるかなどの分析及び実際に修正を自身で行ってみるなどの経験が必要であると考えた。