・ ・ ・ 材料加工理論実習Ⅰ ・ ・ ・
・ ・ ・ 科目のねらい ・ ・ ・
木材、金属、プラスチックよる造形基礎理論と実習を実施する。木工、金工、プラスチック加工の機器操作安全講習と、目的にあった材料特性を理解して加工方法を習得するとともに、材料に適する造形技術、および、3次元の表現力、造形力を養うことを目的とする。
・ ・ ・ 到達目標 ・ ・ ・
①材料の特性と加工方法を知る。
②材料特性に基づいた造形ができる。
③思い描いた造形を立体に加工できる。
風景をきりとる家 FramingHouse
・ ・ ・ 課題の到達目標 ・ ・ ・
空間デザインとしての木工を体験し学びながら「風景をきりとる」空間をデザインし、製作する。
・ ・ ・ キーワード ・ ・ ・
仮説空間デザイン・最小限の家・風景のスレーミング・半畳・隠れ家
ゆっくり。

三角屋根の隙間からは、キラキラの太陽、流れていく雲、遊んでいる鳥、私たちがゆっくり見ることをしなくなってしまったたくさんの素敵なものが、顔を覗かせる。FramingHouseは時間の流れをゆっくりにしてくれる。「落ち着き」や「安心感」、そんなものがこの木の枠と草花と青い空から感じられる。この家の中に入ると景色がいくつかに区切られる。それぞれが絵本の1ページ1ページのようになるといいな。
自己評価
どの角度からみても美しく見える作品を目指した。
特徴となる三角屋根は側面や上に補強をつけず、はみでる板が無いようにした。
寝転がるだけでなく、人が中で座れるくらいの空間を確保することに苦戦をした。これは斜めに底上げすることで解決し、さらに三角屋根の角度にも変化がついた。
自分自身が中に入ることを、楽しみながら制作したことで納得のいく造形にすることができた。