表現基礎(製図)
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科目のねらい

 スチレンボード・紙を使った立体モデルを制作する。デザインに必要な立体物の構成について理解し、制作を通じて3次元の表現力を養う。さらに、3次元の空間図形を2次元である平面上に表示するため、投象の種類と画法を理解し、基本製図(三面図、アクソメ、パースなど)の技法を習得する。

到達目標

①投象の種類と画法など基本製図技法を習得する。
②イメージした立体を基本製図技法により平面上に表現することができる。
③イメージしたパースを立体で表現することができる。
④スチレンボード、ケント紙を用いて立体物が制作できる。

Original Chair

オリジナル折り紙椅子を制作する。

「Garden Chair」

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 バラをモチーフに植物園の椅子をデザインした。この椅子のポイントは、茨の細さと密度だ。当初は茨が細すぎて自立しなかったり、茨が太すぎて密度が大きくなってしまった。何度か試作を繰り返して、茨が張り巡らされている感じを表現した。実際につくるのならば、素材は鉄のような金属製で重厚感溢れる作りにしたい。また、床面や背面には、椅子の雰囲気を補うバラの切り絵を施した。照明は赤と緑のコントラストが美しくなるようにした。

Top Light

135×135mmの立方体の中に落ちる光をデザインする。

「Water×Wedding」

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 私は以前水泳を習っており、その時に見た水の反射から今回の作品の着想を得た。子どもながらに惹かれていた幻想的な美しさを、結婚式場なら美しく表現できると思い、水と結婚式場を掛け合わせた。 この作品のコンセプトは” 静と動”天気の良い晴れた日には光が室内に落ちる。そして、時間経過とともに影が動き出す。また、雨が降り、風が吹くと水が波紋のように広がって床に投影される。夜になると、月の明かりがスポットライトのように静かに式場を照らす。このように室内に落ちる光が止まって動いてを繰り返すトップライトを制作した。