2411021 Kagawa Imari
講義開講時期 | 前期 |
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必修・選択区分 | 必修 |
科目分類 | 専門教育科目 基本 |
空間デザインのとしての木工を体験・学びながら、空間内から「風景をきりとり、味わうこと」を想定し、自分のためのFRAMING HOUSEを制作する。 最小限のいえでありながら、風景とつながる最大のいえであるともいえる。
①材料の特性と加工方法を知る。
②材料特性に基づいた造形ができる。
③思い描いた造形を立体に加工できる。
小さな空間だが、左右に伸びる板と星形に組まれた天井がそれを感じさせないほどに存在感を示している。様々な風景をきりとるフレームをつくることと、自分自身も自然の一部となって溶け込めるような空間にすることを意識して制作した。風景に一部として遠くから眺めても、自身が中に入っても、地面に映る影を見ても楽しむことができる家となっている。
FRAMING HOUSEを自分なりに解釈してそれを形にすることができた。この家の最大の特徴は入る向きによって切り取られる景色が変化することで、気分や景色に合わせてさまざまな形で風景をきりとれたら楽しめるのではないかという思いをそのまま形に表すことができた。木材を組む向きを工夫して、限られた材料でいかに自然に馴染み、ワクワクする空間を作れるかを意識して取り組んだ。