様々なデジタル情報を扱うための基礎的事項を学習した上で,コンピュータを利用したデザイン作業において一般的に用いられるフォトレタッチソフト及びドロー系ソフトの基本な活用方法を学習する。適切な画像データの作成方法,正しい印刷データの作成方法などを学び,表現ツールとして自由に使いこなすための基礎力を身につける。

課題1 -Graphic Design-

キーワードをイメージした「AppleWatchの文字盤」をデザインしなさい

到達目標

  • Illustratorの基本機能を理解していること
  • イメージに合ったデザインを伝える平面構成ができること
1
デザイン名「散歩」

コンセプト
涼しい風が吹く、暖かい春の日をイメージして作成しました。明るく活動的でありながら軽やかな雰囲気を出すことを目指しました。配色は陽気で明るいことをイメージさせる黄色とオレンジを使い、アクセントで緑系の色を入れて遊び心を出しつつ、爽やかさのある空気感になるようにしました。居心地の良さを出すために彩度を少し落として目に優しい色使いにしました。
スケッチ
デザイン名「流れ」

コンセプト
自然体で気取らないデザインを考えました。素朴で淡白なことをイメージさせるために淡い配色を使い、色相の変化も小さくしました。背景には余計なものを入れずに時刻は端に寄せて、質素に仕上げました。形の不規則なマーブル模様は肌さわりの良さを出すために用い、ありのままでいることを表しています。

課題2 -SCU Photograph-

札幌市立大学デザイン学部(芸術の森キャンパス)を写真で魅せるフライヤーを制作しなさい

到達目標

  • PhotoshopとIllustratorを活用した基礎的なデザインができること
  • 適切なファイル管理ができること
  • 与えられた条件や制限に配慮しながら、適切なプロセスでデータを仕上げること
  • クライアントやターゲットに基づくデザインコンセプトに沿って、デザイン制作すること
  • 写真という素材で、いかに札幌市立大学をPRすることができるかを検討すること
フライヤー
コンセプト
この大学のオープンキャンパスに来場する生徒ということはデザイン学部に少なくとも興味がある生徒であると考え、これから自分がこの大学でできることをイメージできるようなフライヤーの作成を目指しました。
写真は実際の展示風景や教室の風景などデザイン学部に入学したい人が大学でやることを想像してワクワクするような写真を選び、形は斜めに切れてパズルのように組み合わせることにより、視覚的なインパクトを与えるデザインにしました。
キャッチコピーは「〜しよう」と共に何かを創り上げていきたいという思いを込めて、参加意欲が高まるようにし、「デザイン」という言葉も明確に入れることでデザイン学部に入りたい人の目に留まるようにしました。