スチレンボード・紙を使った立体モデルを制作する。デザインに必要な立体物の構成について理解し、制作を通じて3次元の表現力を養う。

課題 -光をデザインする-

空間デザインンは形状・素材だけでなく、空気環境や光、そこにいる人の存在で大きく変わる。季節や時間により変化する太陽光をトップライトにより操作し、室内空間に入る光をデザインすること。

到達目標

  • イメージしたパースを立体で表現することができる
  • スチレンボード、ケント紙を用いて立体物が制作できる
4
接着部分が隠れて綺麗に見える「紙一枚残し」で本体をつくります。
1
リラックスできる空間を作ろうとしたときに、「解放」や「発散」というキーワードが出てきました。それを元に地上世界でも宇宙を浮遊しているような感覚になる空間を作ろうと思いました。他方向に光が広がったり、層を作ることで柔らかい光にならないかと考えながらトップライトの制作を進めました。
2
テーマ「無重力」
上下左右の感覚が曖昧になり、まるで宙に浮いているような感じがする不思議な空間。 多方向から光の筋が差すように穴の方向がランダムになるようにしました。また、層を作ったり、光を反射させたりすることで柔らかい光を実現させました。
3
鏡のみだと地面に光が落ちなかったので、一部光が当たるところを残したのは効果的であったと思うが、もう少しシンプルな形状で、細かく光の重なり合いを作ることができればよかったと思いました。影になる部分も想定していたより多くて、ぼんやりとした光を全体的に取り込める形に改善が必要だと感じました。