材料:150mm×300mmのスチロール材、その他樹脂素材であれば持参して使って良い。
長く走る移動体がどのようなものか考えたときに、重量がある、接地面が少ない、滑らかである(流線形のような形)、空気抵抗が少ないことなどが思い浮かびました。
坂を走る移動体を想像していると、氷の上をお腹でスーッと滑るペンギンが思い浮かび、これをモチーフに作ることにしました。
1番の工夫点はタイヤです。タイヤは必須だと思いましたが、それをさらに大きなタイヤにして坂から降りるときの衝撃を最小限にしようと考えました。
印をつけながら彫り進めましたが、もちろんその印も削れていくので完成形を頭の中で立体的にイメージする必要があり、立体造形の難しさを感じました。また、体と翼が左右対称になることと、なるべく体が前後で水平を保つように気を付けました。
テスト当日は10m走らせることが目標でしたが、惜しくも届かず、結果は8mほどでした。
最後まで微調整に励みましたが、まっすぐ進まずに横に曲がってしまったことが距離が伸びなかった原因でした。
抵抗を減らすために大きな車輪をひとつにしたのは効果が出ていたと思いましたが、直進をコントロールする要素をつけるべきでした。