情報リテラシーⅠ

コンピュータを利用したデザイン作業において一般的に用いられるAdobe Illusurator及びPhotoshopの基本的な活用方法を学習する科目です。

第1課題 Graphic Design

May 31st

Adobe Illustratorを使用し、キーワードをイメージしたApple Watchの文字盤をデザインする課題です。

優雅な文字盤

デザイン名:Graceful Female
キーワード:繊細な、フェミニン、優雅な、洗練された、純真な
社会の中で女性のイメージやレッテルに折れることなく生きる、たおやかな人のためにデザインした。 長針や短針に追従して文字盤を占める色が変化していくので、忙しい時でも一目見れば時間がわかるようになっている。
ドラマ『空飛ぶ広報室』では柚木三佐が「(男所帯の職場では)女を武器にするか、捨てるか」と発言している。 結果彼女はおっさんのような仕草態度で過ごすのだが……(続きは本編を)
対して別ドラマ『MIU404』では、桔梗ゆづるという機捜の女隊長が、警察という男所帯の組織でバリバリ働いている。 やわらかな色のスーツを身にまとい、各方面に指示を飛ばしていく姿は、柚木三佐が目指したかったものかもしれない。
課題には書けなかったことだが、この2人のための文字盤というのが裏テーマだった。
キーワードをよく反映できたと思うし、実用性の高いデザインを作ることができたと考える。

味わい深い文字盤

デザイン名:Fashionable Tradition
キーワード:控えめな、伝統的な、味わい深い、風流な、奥ゆかしい
語句全体のイメージより、「和な感じ」をメインテーマに設定した。 どれだけデザインをらしくしても、ハードウェアがスマートウォッチなので、あくまで「感じ」だ。
デザイン名をあえて訳すなら、「流行りの伝統」となる。和柄のパターンは思うより多く、実は和と幾何学模様の相性はすごくいい。
日常的に和服を着る人のファッションの一部になるようにデザインした。 また、文字盤に文字を表示してないため、その代わりに秒や分が正確にわかるようにメモリを入れている。
背景をもう少し凝る余地があったと思うが、3色展開だとこれが落ち着きどころだとも感じている。 視認性を損なわない背景を作るのは存外難しい。

第2課題 SCU Photograph

July 15th

Adobe Photoshop,Illustratorを使い、札幌市立大学(芸術の森キャンパス)を写真で魅せるフライヤーを制作する課題です。 クライアントは札幌市立大学広報室、ターゲットはオープンキャンパスに来場する受験生の仮定です。

フライヤー

表現基礎(描画)で聞いた話では、このキャンパスはどこにいても外が見える設計になっているそう。 それはほかの大学には無い魅力だと思ったので、オープンキャンパスに来場する受験生に知ってもらいたいと考え、これをメインに据えてフライヤーを作成した。
また、キャッチコピーはただ「常に外を見ることができる」という意味だけでなく、 太陽の光が差し込み明るい雰囲気であることや、同じ方向に進む他生徒と力を伸ばす場所という意味を込めて”Always look at the sky”とした。
時間帯によって変わる空の色や、それに照らされる自然や建築物の色彩にも注目してほしく、写真の中からピックアップした色を写真の周りに配置しました。
自分のキャッチコピー力の無さを痛感した。また、写真の形にも工夫できる余地があったと思う。 色の組み合わせに関しても、写真の選択や加工段階から見直せば、まとまったフライヤーになったと考える。

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