情報リテラシーl

科目のねらい

様々なデジタル情報を扱うための基礎的事項を学習した上で、コンピュータを利用したデザイン作業において一般的に用いられるフォトレタッチソフト及びドロー系ソフトの基本な活用方法を学習します。適切な画像データの作成方法、正しい印刷データの作成方法などを学び、表現ツールとして自由に使いこなすための基礎力を身につけます。

到達目標

①デジタルデザインに不可欠なソフトウェアをデザインツールとして自由に使いこなす能力を身に付けること。
②デザイン制作に関連する知識を習得すること。

課題1

Graphic Design: キーワードをイメージした「AppleWatchの文字盤」をデザインする。

課題の到達目標

・llustratorの基本機能を理解していること
・イメージに合ったデザインを伝える平面構成ができること

選択したキーワード

⑦華麗な、装飾的な、華やかな、豪華な、魅惑的な
⑨理知的な、都会的な、気高い、人工的な、合理的な

作品とコンセプト

antique lady
私が7番の単語からイメージしたのは中世のお城だった。そこから連想し、美しいマダムが使っているような時計のデザインを目指した。そのため、アナログで針が動く時計に、懐中時計のような細かな装飾をたくさん施すことで、装飾的で華やかな時計にした。それに加えて深い赤を背景にし、金色の曲線的な装飾をつけることで、魅惑的な雰囲気を出した。針の形もで豪華な感じが出るよう曲線的な装飾をした。

effcient worker
私が9番の単語から思い浮かんだイメージは大企業の社長である。そのため、社長が身に着けていてしっくりくるデザインを考えた。濃い青色を使用して理知的な雰囲気を、黒をベースとして、銀色のラインを入れることで人工的、都会的の雰囲気が出るようにした。中央の青色のラインを付け、時刻と日付が最も目立つようにすることで使用する上で合理的なデザインにした。

自己評価

慣れないイラストレーターの操作に苦戦しながらもそれぞれのキーワードに沿ったコンセプトの作品が提出できた。金属の光沢を出したくて両方にグラデーションを使ったのは良い発想だったと思う。

課題2

SCU Photograph 札幌市立大学デザイン学部(芸術の森キャンパス)を写真で魅せるフライヤー(チラシ)を制作しなさい。
ただし、クライアントは札幌市立大学広報室、ターゲットはオープンキャンパスに来場する受験生と仮定する。

課題の到達目標

PhotoshopとIlustratorを活用した基礎的なデザインができること。
適切なファイル管理ができること。
与えられた条件や制限に配感しながら、適切なプロセスでデータを仕上げること。
クライアントやターゲットに基づくデザインコンセプトに沿って、デザイン制作すること。
写真という素材で、いかに札幌市立大学をPRすることができるかを検討すること。

作品とコンセプト

私が思う札幌市立大学の良さは、植物が生い茂る自然豊かな環境でデザインを学ぶことができる点です。このような入学前の自分が感じた札幌市立大学の魅力を伝えることができるフライヤーを作成すれば、この大学に行きたいと思う人が増えるのではないかと考えました。そのため、私が初めてこの大学を見に来たときに印象に残った場所を写真に収め、その写真を大きく配置し、シンプルな構図にすることで、写真ひとつひとつに目がいくフライヤーになるよう工夫しました。また文字を白く、背景を水色を基調としたデザインにし、斜線を使ったことで、森の澄んだ空気の爽快感や、知的で落ち着いた雰囲気などの写真だけでは伝えられないイメージを伝えることができるように工夫しました。

自己評価

与えられた条件の中でシンプルだけど目を惹くフライヤーにできたと思う。当時よりもイラストレーターを使う技術が上がった今ならもっと工夫できた点があったのではないかと思うが、コンセプトに合ったデザインを作れたと思う。