SATOSHI YAMAMOTO

情報リテラシーI:Graphic Design

watch

授業で学んだIllustratorの基本機能を理解し、キーワードをイメージした「AppleWatchの文字盤」のデザインを通して、イメージに合ったデザインを伝える平面構成を行う。

コンセプト:組子時計

「控えめな、伝統的な、味わい深い、風流な、奥ゆかしい」というキーワードから私は和をテーマにしようと考えた。日本には、日本文化特有の色彩感覚に基づいた色である伝統色というものがある。本作品はこの伝統色である「利休鼠」と「淡黄」を使用し、伝統的な雰囲気を表現した。中央には伝統木工技術の一つである組子をイメージした複雑な模様を配置し、味わい深さを出した。また、直線的なモチーフと曲線的なモチーフをバランスよく使用することで風流で奥ゆかしい雰囲気を出し、背景の模様の線を細くしたり余白を生かしたりすることで全体的に控えめな印象を与えるようにした。

コンセプト:Cabaret Watch

「華麗な、装飾的な、華やかな、豪華な、魅惑的な」というキーワードから私はキャバレーを連想した。キャバレーでは赤と黒が使用されていることが多く、そして魅惑的な雰囲気を出すためにキーカラーに暗めの赤を使用した。背景にはアールデコ調の模様を全面に配置することで、装飾的で豪華な印象を与えるようにした。また、キャバレーではお客様に華やかで華麗な印象を与えるために女優ミラーを用いて化粧をすることがある。そこで、時刻を女優ミラーをイメージした球体を周りに配置することで表示し、上記の雰囲気を表現した。

自己評価

二つとも具体性の高いデザインだと感じた。もう少し抽象的なモチーフを用いるなどして、キーワードのイメージを伝えることができたのではないかと感じる。また、Cabaret Watchの背景の模様に関して、当時は一つひとつの模様を手動で並べて配置していったことを記憶している。今では、模様をパターン化するなどして、もう少し整ったデザインにすることができると思う。

情報リテラシーI:SCU Photograph

flyer

クライアントは札幌市立大学広報室、ターゲットはオープンキャンパスに来場する受験生と仮定し、札幌市立大学デザイン学部(芸術の森キャンパス)を写真で魅せるフライヤーを、PhotoshopとIllustratorを活用して制作する。

コンセプト

メインカラーに札幌市立大学のイメージカラーである「札幌オレンジ」を使用することで、札幌市立大学のフライヤーであることが直感的にわかるようにした。また、写真で魅せるフライヤーというテーマだったため、写真以外の色数を3色程度に絞ることで写真を際立たせることができるようにした。写真は、消失点が左、中央、右、中央という順番になるように配置し、背景にグラデーションをかけた曲線的な模様を配置することで画面に動きが出るように工夫し、新入生ならではの躍動感や新鮮さを表現した。

自己評価

写真の消失点から配置を考え、画面に動きが出るように工夫できたことは評価できると思う。しかし、いくら写真で魅せるフライヤーというテーマだったとしても、キャッチコピーの文字が細すぎて少し弱々しい印象を受けるため、その点も工夫が必要だったと感じた。